第三回大岡信研究会(終了しました)
大岡信は、若き日の詩人としての出発点から、フランス文学を始めとして、常に詩、文学、思想、美術など幅広い分野の西洋文化に関わってきました。それは、海外詩人との連詩をも実現させています。大岡信の長年にわたる西洋文化との関わりに焦点を当て、三つのアプローチ―翻訳、旅、人との出会い―を通して大岡信の深く、幅広い創造の源を探ります。
日時:2015年5月24日(日)14:00~15:30(開場:13:30)
会場:明治大学リバティタワー研究棟2階第9会議室*
講師:越智淳子 早稲田大学アジア北米研究所招聘研究員、大岡信研究会運営委員
題名:大岡信と西洋文化―翻訳、旅、人との出遭いー
参加費:会員500円、非会員1000円
講師紹介(越智淳子):早稲田大学第一政経学部卒。英文出版社ジャパン・エコー社から1980年外務省入省。在外勤務では、シカゴ、英国、ノルウエー、ハンガリー、フィンランド、ポートランド(米国オレゴン州)等の大使館、総領事館で広報・文化交流を担当。英国、ノルウエー、ハンガリーで大岡信の講演会を実施。この経緯を大岡信ことば館「ことば館たより」第9号に執筆。外務省退職後、ポートランド州立大学国際客員講師(2009年夏)、ハーバード大学日米関係プログラム研究員(2009~10)、大岡信ことば館アドバイザー等。2014年7月第13回日本国際文化学会において「大岡信の国際性について」発表。