

詩人の萩原朔太郎を記念する前橋文学館で、10月4日から2026年1月25日まで、文芸評論家の三浦雅士氏の展覧会「夢の明るい鏡 三浦雅士と1970年代の輝きー「ユリイカ」「現代思想」の軌跡」が開催中です。三浦氏は若い頃よりユリイカの編集者として大岡信と深く長く交流してきました。『大岡信全詩集』、「大岡信の全軌跡』の編纂、そして本年春の神奈川近代文学館での大岡信展の編集長も務められました。11月24日(月・祝)には「吉本隆明、渋沢龍彦、大岡信 朔太郎、賢治、中也の後に」と題する講演会が開催されます。詳細は https://maebashibungakukan.jp まで。是非ともお出かけください。

作曲家で大岡信研究会会員の徳山美奈子氏が、上村松園・松篁・淳之の絵に基づくピアノソロ作品集楽譜出版記念コンサートを8月27日紀尾井町サロンホールで開催しました。ピアノ演奏の紹介として、徳山氏は、淳之氏の『雁金』の絵にちなんで大岡信の詩で鳥を謳った「ライフストーリー」を朗読しました。演奏とトークの素晴らしいコンサートでした。
2025年8月8日、未来社から『大岡信とことばの詩学』が発行されました。これは、著者の野沢啓氏が雑誌「未来」に連載していたものをまとめた書籍です。ぜひともお読みください。
現在、神奈川近代文学館において「大岡信展 言葉を生きる 言葉を生かす」が好評のうちに開催中です。5月10日は若い詩人たちが集まる記念イベント「1人1人の「海」を挨拶に」が開催されます。是非お出かけください。参加申し込みは神奈川近代文学館の電話(045-622-6666)または https://www.kanabun.or.jp の申し込みフォームからお願いします。
本年12月20日、会誌「大岡信研究 2024 第十号」が発行されました。同内容は以下の通りです。
2024年12月13日、岩波書店から『折々のうた三六五日』が発行されました。毎日『折々のうた』を楽しめます。是非ともご購読ください。