ズームと会場による第二十六回大岡信研究会のお知らせ(終了しました)
大岡信は国際派の詩人だっただけでなく、広く科学技術文明と言語芸術の関係について思索する論客でもあった。講演者は、若い頃からその薫陶をうけ、コンピュータ研究者から文理融合の情報学者になったのである。本講演ではまず、大岡信をめぐる個人的な想い出やエピソードをのべる。さらにそれらを踏まえ、現在のAI(人工知能)とくに最近注目を集めているチャットGPTなどの生成型AIと、言語芸術との関連についてふれる。はたしてコンピュータは詩をつくれるのだろうか。(西垣 通)
日時:2023年5月28日(日)14:00~15:30
開場受付:13:30~
形態:ズームおよび会場
会場:代山ヒルサイドテラス(アネックスB棟2F クラブヒルサイドサロン)
講師:西垣 通(情報学者、東大名誉教授)
演題: 「データと言葉のあいだ」
会費:会員(無料)。会員以外の方は1000円を会場参加の場合は会場でお支払いください。ズーム参加の場合は当日視聴が実現した上で、当日以降6月2日までに郵便振替口座00150-8-450238にお振込みください。
〇参加の申し込みは、会場参加の申し込みはこちらから
ズーム参加の申し込みこちらからをクリックして2023年5月25日までにお申し込みください。なお、会場参加は、コロナ状況を鑑み20名に制限していますので、お早めにお申し込みください。
〇申し込みの方には、自動返信で受付完了のお知らせと、会場申し込みの方には会場住所、ズーム申し込みの方には、当日使用のズームのURLが送付されますので、ご確認ください。
講師略歴:西垣 通(にしがき とおる)氏
1948年、詩人西垣脩の長男として東京に生まれる。東京大学工学部卒、工学博士。日立製作所研究員、明治大学教授、東京大学社会科学研究所教授、東京大学大学院情報学環教授、東京経済大学教授を歴任。情報社会のはらむ諸問題を、文理にわたり幅広く考察している。近著として、『超デジタル世界』(岩波新書)、『新 基礎情報学』(NTT出版)、『AI原論』(講談社選書メチエ)など。『デジタル・ナルシス』(岩波書店)でサントリー学芸賞(芸術・文学部門、1991年)。