お知らせ:H.C.アルトマン生誕100年記念シンポジウムで「ファザーネン通りの縄ばしご」について講演:真道杉日本大学教授
さる6月12日、ウイーン生まれのドイツ語圏の代表的詩人H.C.アルトマンの生誕100年を記念した国際シンポジウムがオーストリアのザルツブルク大学で開催されました。このシンポジウムには、日本からオーストリア文学研究者の真道 杉日本大学法学部教授が参加され、1987年11月3日~7日に大岡信、谷川俊太郎、アルトマン、パスツールが参加して行われた連詩「ファザーネン通りの縄ばしご」について当時の写真も活用されて、オンラインで発表されました。聴衆からの質問が出て、関心の高さが感じられたとのことです。大岡信が海外にも撒いた連詩の種がこのような形で開花し、継承されているのは大変喜ばしいことです。