第二十九回大岡信研究会のお知らせ(終了しました)
大岡信さんの1998年の連詩セッションに通訳者翻訳者として参加し、興味深い体験をした。今回の講演では、そのときの詩人たちの交流の様子を踏まえながら、詩作品にあらわれる<関係の詩学>に注目してみたい。連詩に加え、シェイマス・ヒーニーやS・T・コールリッジなどの英詩にも目を向けながら、「あいさつ」や「話しかけ」といった言葉の身振りがどのように詩の活性化に結びつくかを確認してみたい。(阿部公彦)
日時:2024年5月26日(日)14:00~15:30
受付:13:30~
形態:ズームおよび会場
会場:代官山ヒルサイドテラス(アネックスB棟2F クラブヒルサイドサロン内)
講師:阿部公彦(英米文学者、東京大学・大学院教授)
演題:「詩と挨拶」
会費:会員(無料)。会員以外の方は1000円。会場参加の場合は会場でお支払いください。ズーム参加の場合は当日視聴が実現した上で、当日以降5月31日までに郵便振替口座00150-8-450238にお振込みください。
〇参加の申し込みは、会場参加の方はこちらをクリックして、ズーム参加の方は、こちらをクリックして5月23日までにお申し込みください。なお、会場収容数は20名ですので、会場参加は早めにお申し込みください。
〇申し込みの方には、自動返信で受付完了のお知らせと、会場申し込みの方には会場の住所が、ズーム申し込みの方には当日使用のズームのURLが、送付されますのでご確認ください。なおすぐに自動返信が無い場合は、自動返信が迷惑メールに分類されている可能性もありますので、念のためご確認ください。
阿部公彦氏(略歴)1966年生まれ。東京大学文学部教授。英米文学研究。文芸評論。著書は『英詩のわかり方』、『小説的思考のススメ』、『幼さという戦略』、『名作をいじる』、『史上最悪の英語政策』、『100分de名著 夏目漱石スペシャル』、『英文学教授が教えたがる 名作の英語』、『文章は「形」から読む』など啓蒙書と、専門書では『文学を〈凝視する〉』、『事務に踊る人々』など。『フランク・オコナー短篇集』など翻訳もある。