第二十八回大岡信研究会のお知らせ(終了しました)
大岡信が谷川俊太郎や茨木のり子など「櫂」の仲間と共に20世紀後半から始めた連詩の試みは、21世紀にはいっても衰えるどころか、広く海外にも伝わっています。私自身も、世界各地の詩人たちと連詩を巻き、その都度大岡さんの「うたげと孤心」の思想が言語や民族を超えて実践され、詩人たちの意識の深層を共振させるさまを目の当たりにしてきました。この会ではその実例を紹介しつつ、現代に生きる私たちにとっての連詩の意義について考えたいと思います。(四元康祐)
日時:2024年1月28日(日)14:00~15:30
開場受付:13:30~
形態:ズームおよび会場
会場:代官山ヒルサイドテラス(アネックスB棟2F クラブヒルサイドサロン)
講師:四元康祐(詩人)
演題: 「海を越えた連詩:21世紀篇」
会費:会員(無料)。会員以外の方は1000円。会場参加の場合はを会場でお支払いください。ズーム参加の場合は当日視聴が実現した上で、当日以降2月2日までに郵便振替口座00150-8-450238にお振込みください。
〇参加の申し込みは、会場参加の申し込みはこちらから
ズーム参加の申し込みこちらから のいずれかをクリックして2024年1月25日までにお申し込みください。なお、会場参加は、コロナ状況を鑑み20名に制限していますので、お早めにお申し込みください。
〇申し込みの方には、自動返信で受付完了のお知らせと、会場申し込みの方には会場住所が、ズーム申し込みの方には当日使用のズームのURLが、送付されますのでご確認ください。なお、自動返信がすぐにない場合は、自動返信が「迷惑メール」に分類されている可能性もありますので、念のためご確認ください。
講師紹介:四元康祐(よつもとやすひろ)詩人、1959年大阪府生まれ。2002年『世界中年会議』で山本健吉賞、2003年『噤みの午後』で萩原朔太郎賞、2012年『日本語の虜囚』で鮎川信夫賞。近著に『ダンテ、李白に会う―四元康祐翻訳集古典詩篇』、『ソングレイン』、『詩小説 鮸膠(にべ)』など。2023年8月から11月まで米国アイオワ大学の国際創作プログラムに参加。2022年4月から日本経済新聞日曜版にエッセイ「詩探しの旅」を連載中。