お知らせ:毎日新聞「大岡信と戦後日本」2月5日、3月4日、4月1日掲載:大井浩一記者
毎日新聞で大井浩一記者が毎月連載している「大岡信と戦後日本」の㉑、㉒、㉓を次のとおりお伝えします。
2月5日㉑『蕩児の家系』をめぐって; 「言葉の宇宙」への射程長く
3月4日㉒連句を始める;集団制作に「病みつき」
4月1日㉓三島事件と革命幻想;「党派によらぬ論理」求め
いずれの記事も1969年から70年代初頭の大岡信の仕事を活写しています。69年という「政治の季節」の中で「蕩児の家系」で暦定賞を受賞した大岡信の射程の長さに注目し、蕩児が変えるべき「家」として「連句・連詩」に向かった大岡の指向、そして70年10月に安東次男、丸谷才一と歌仙を始めた翌月に起きた三島由紀夫事件への大岡の批評、71年の革新的論考の「紀貫之」へと続いています。是非ともお読みください。