お知らせ:ズームによる第二十一回大岡信研究会のご案内(終了しました)
大岡信とフランスの関係は十代から晩年まで深く長い歴史があります。日本文学翻訳家のドミニク・パルメさんとは1993年チューリッヒで出会って以来、パルメさんによる仏訳詩集“Propos sur le vent” 「風の説」(1994)、コレージュ・ド・フランスの講義録“Poésie et poétique du Japon ancien” 「日本の詩歌 その骨組みと素肌」(1995)、詩集“Dans l’océan du silence” 「沈黙の大洋にて」(1998)、“Citadelle de Lumière” 「光の砦」 (2002)が出版されています。個人的にも大岡信・深瀬サキ夫妻と親しく交流してきたパルメさんが、大岡信作品の翻訳や日常の思い出について、パリから日本語で語ります。
日時:2021年9月26日(日)16:00~17:30
開場受付:当日15:30からご入場ください。
形態:ズームによる視聴
講師:ドミニク・パルメ(日本文学翻訳家)
演題:「大岡信作品の仏訳―思い出の大洋にて」 (聞き手:越智淳子)
会費:会員(無料)。会員以外の方は1000円を、当日視聴が実現した上で、当日以降10月10日までに郵便振替口座00150-8-450238にお振込みください。
〇参加の申し込みは、こちらからt;/ をクリックして2021年9月23日までにお申し込みください。
〇申し込まれた方には、9月24日に26日使用するズームアドレスをメールにてお送りします。
〇ズームの運用テストをご希望の方は、下記の日程からご希望の日時を選び、氏名、日時、電話番号(各必須)を明記の上、ホームページの「お問い合わせ」から9月17日までにお申し込みください。テストへの参加は研究会に参加申し込みをされた方に限られます。
テスト日時:9月18日(土)20:00~20:30;9月19日(日)14:00~14:30
講師紹介(ドミニク・パルメ氏): 1949年12月2日パリ生まれ。ソルボンヌ大学(パリ第3大学)の文学部比較文学科修士課程(1969年)卒及びINALCO(東洋語学校、パリ第3大学)日本文学科修士課程(1978年)卒。1973年~1976年青山学院大学、仏文科専任講師。修士論文「子供向けのうた:日本の一詩人北原白秋」を1982年国際交流基金助成によりPOF出版社から刊行。1986年から日本の近代現代文学(小説と詩)の翻訳に専念。翻訳した作家、詩人は、池沢夏樹、井上靖、宇野千代、大江健三郎、大岡信、谷川俊太郎、三島由紀夫、よしもとばなな等、二十冊以上の作品に及ぶ。1995年に中村真一郎著 « 夏 »の仏訳で小西財団の文学翻訳賞受賞。