お知らせ:ズームによる第十九回大岡信研究会のご案内(終了しました)
俳句を「詠む」人は多いのですが、深く「読み」、さらにそれを人に伝えることができる人は、希少といえます。大岡信は、「読む」ことの達人であり、『折々のうた』は、俳句の読み方のテクストといえるでしょう。大岡信の句の読み方は、言葉の分析にとどまらないで、作者の人間像、時代性、表現史などを踏まえた、じつに豊かな読み方です。この講演では、主に芭蕉や蕉門の句を、大岡信がどう読んでいるのかを見ていきながら、研究者や専門俳人とも違う、その独自性を探っていきます。(高柳克弘)
日時:2021年3月28日(日)14:00~15:30
開場受付:当日13:20からご入場できます。13:50までには入場を完了してください。
形態:ズームによる視聴
講師:高柳克弘(俳人)
演題:「今日は俳句を読んでみよう~『折々のうた』の俳句を読む」
会費:会員(無料)。会員以外の方は1000円を、当日視聴が実現した上で、当日以降4月2日までに郵便振替口座00150-8-450238にお振込みください。
〇参加の申し込みは、こちらからをクリックして2021年3月22日までにお申し込みください。
〇参加を申し込まれた方には、3月24日に28日当日に使用するズームのアドレスをメールにて送信しましすので、ご確認ください。25日にも届いていない場合は、「お問合せ」からご連絡ください。
なお、会員の継続をご希望の方で2021年度会費をまだ納入されていない方は、3月25日までに年会費の振り込みをよろしくお願いします。
講師紹介(高柳克弘): 1980年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学教育学研究科博士前期課程修了。専門は芭蕉の発句表現。2002年、俳句結社「鷹」に入会、藤田湘子に師事。 2004年、第19回俳句研究賞受賞。2008年、『凛然たる青春』(富士見書房)により第22回俳人協会評論新人賞受賞。2009年、第一句集『未踏』(ふらんす堂)により第一回田中裕明賞受賞。2016年、第二句集『寒林』(同)刊行。2017年度、Eテレ「NHK俳句」選者。2018年、浜松市教育文化奨励賞「浜松市ゆかりの芸術家」を受賞。現在、「鷹」編集長。読売新聞朝刊「KODOMO俳句」選者。全国高等学校俳句選手権大会(俳句甲子園)選者。早稲田大学講師。